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マンセル D-15 テスト

マンセル D-15 テスト

マンセル D-15 テスト(The Farnsworth-Munsell D-15 Test)色覚欠陥の詳細な調査のためにFarnsworth-Munsell 100 Hue Testをモデファイした検査キットです。「パネルD-15テスト」とも呼ばれています。
1色覚( achromatopsia: 色覚が無い、いわゆる全色盲)、2色覚( dichromatism: 色覚が1つ不足した、いわゆる色盲)、異状3色覚 (anomalous trichromatism: 視物質の分光吸収特性異状による、いわゆる色弱)を検査します。
2色覚及び異状3色覚について、第1色盲( protan : 赤-青緑間に混乱を生じる)、第2色盲( deutan: 緑-紫間に混乱を生じる)、第3色盲( tritan: 黄-青間に混乱を生じる)を判定できます。
D-15は不完全な色相環を作る1から15の番号を付けられた移動可能なキャップと、10B5/6の固定されたキャップ(パイロットキャップ)から構成されています。
ただし、D-15テストは色覚異常の判定はできますが、テスト結果に異常が見られなくても色覚が正常とは判断できません。

仕様について

色温度D65の標準光源(SpectraLightⅢ、JudgeⅡ)の元で作業を行います。

左端の固定されているパイロットキャップ以外を取り出してばらばらにしてください。

キャップの表面を触らないように注意してください。

 

まず、パイロットキャップの隣にばらばらのキャップの中から最も色の近いキャップを置きます。次はこのキャップに最も色が近いキャップを探し出して置きます。これを繰り返して順番に色を並べていきます。

 

ケースのふたを閉めて、慎重に裏返し、ケースのふたを開けるとキャップの裏面の数字が見えます。マニュアルに記載されているチャートをコピーしておき、この数字をパイロットキャップのほうから順にプロットすることで色覚異状を検査できます。

 

Deutanな人のプロットはこのようになります。

正常色覚者は1~2個飛ばしてジャンプしても、左のような2-3、12-13の欠落はでません。

 

 

 

第1色盲( protan)、第2色盲( deutan)、第3色盲( tritan)或いは1型3色覚(protanomaly:赤色弱)、2型3色覚(deuteranomaly:緑色弱)、3型3色覚(toritanomaly:青色弱)は、チャート上の左記の軸に沿ったプロットが混乱します。

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